
自然豊かな環境、ゆったりと流れる時間の中で過ごせる。
新型コロナウイルスの影響で移動が制限される中、学校の授業や習い事もオンラインにシフトしています。中でも家に居ながら旅行気分が味わえる「オンライン型のツアー」も急速に広まりました。予め現地の食材やお酒を参加者に送っておき、オンラインで現地と参加者を繋げて交流したり、また地元を良く知っているガイド(ナビゲーター)が観光スポットやお店などを紹介する様子をライブ視聴しながら双方向のコミュニケーションをしたりと、まるでその場へ行ったかのような疑似体験が人気のようです。
オンラインツアー(バーチャルツアーとも呼ばれる)では、リアルタイムで現地と繋ぎ、ガイドや地元の方々と交流ができる臨場感が最大の魅力。また実際に現地の人と直接知り合いにもなれるので、新型コロナウイルス収束後には、より一層そこへ行きたくなる気持ちも高まります。
自然豊かな環境、ゆったりと流れる時間の中で過ごせる。
ムラの暮らし、食や文化体験、そして自然の中でのアクティビティも体験できる。
地方の課題を地元の方との交流から学び、SDGsについて考えるきっかけができる。
『ずっと暮らしたい町へ』をビジョンに掲げ、臼杵の魅力を世界に発信するため観光事業者や市らでつくられた「くらたび臼杵」。これまでインバウンドにも積極的に取組んできていました。新型コロナウイルスの影響で観光客が見込めない中、国内外の人に臼杵生活の一端を画面越しに体験してもらい、コロナ収束後の誘客に繋げたいと新たなツールとして「オンライン農泊」のプログラム提供を開始しています。
2020年春から計画を開始し、2021年1月より本格的に「オンラインツアーをプログラムとしてリリース。いち早くオンラインツアーを取り入れていた和歌山県のゲストハウスオーナーなどにアドバイスを受けたり、複数回のモニター検証を経て、臼杵ならではのオンライン型ツアーを企画。農家民宿家庭をオンラインで繋ぎ、宿の最寄り駅の風景や部屋の中などをライブで紹介しながら農泊家庭の方と交流する「オンライン農泊」や、地元の中学生を対象として、臼杵・内子町(愛媛県)らを繋ぐ「オンライン修学旅行」なども実施してきました。
今後は、シンガポールのアメリカンスクールに通う生徒と臼杵の中学・高校に通う生徒らが参加して英語で「オンライン農泊」を行う他、海外のツアーガイドを対象にしたオンラインツアーを実施するなど、海外展開も積極的に計画されています。
自分が仏壇店を経営しているということもあり、これまで体験コンテンツとして造成してきた「お線香づくり」を、今回オンラインで提供し、その講師として実施しています。対面で参加者の顔や様子を見ながらの体験とは違い、進行のわずかな滞りや興味を削ぐような長話はオンラインでは飽きさせる要因となるため、1コーナーの時間設定や講座の内容はしっかりと精査していますが、まだまだブラッシュアップが必要だなと感じています。くらたび臼杵のオンラインツアーの取組みは有難いことにメディアにも取り上げられ、地元の方にも周知されているようです。中には地域のお坊さんから「法要の配信を手伝ってほしい」といった声も(笑)。人との繋がりが徐々に広がっていくのを感じています。くらたび臼杵はインバウンド誘致に入れていた関係で、フランスなど親日国の旅行関係者らとも繋がりが出来、今後はフランスでもオンライン体験を提供できないかとも考えています。こうした取組みで臼杵のファンを作っていくのはもちろん、日本の文化も拡げていきたいですね。
臼杵市の地域づくり団体
『ずっと暮らしたい町へ』をビジョンに、臼杵の観光関係者・臼杵市・有志らで2019年につくられた地域づくり団体。商店街で明治時代から操業している仏壇店の店主や、インバウンドツアーガイド、農家や農家民宿運営者など多様な方々が集い、臼杵の魅力を世界に発信しています。
★今後もオンラインツアーのプログラムを実施していきます。
詳しくはホームページ・Facebookで!
海の幸・山の幸に恵まれた、臼杵城の城下町
大分県臼杵市は大分市内から車で約25分の場所にあり、豊後水道に面した海の幸・山の幸に恵まれた地。キリシタン大名として有名な大友宗麟が築城した臼杵城の城下町として栄え、今も商家や武家屋敷、神社仏閣などの古い建物が多数残されています。国宝「臼杵石仏」をはじめ石畳で整備された「二王座歴史の道」や、臼杵ふぐ、かぼすでもお馴染み。さらに江戸時代から続く3軒の味噌・醤油屋もあり、発酵・醸造の文化もある町です。
オンライン農泊参加者
お香作り体験参加者